<愛知県>総見院 (清須市)

總見院は織田信長ゆかりの寺院。元々は清洲城下の現在地に總見寺が存在していたが、1610年(慶長15年)の清洲越しにより名古屋に移った總見寺址に再興した寺。


<総見院(清須市)の基本情報>
拝観時間:境内自由(堂内は要確認)
拝観料 :境内無料
公式サイト :http://www.soukenin.jp/
宗派  :臨済宗妙心寺派
御本尊 :釈迦如来
創建年 :1644年(正保元年)
住所  :愛知県清須市大嶋1丁目5番地2


<総見院(清須市)へのアクセス他>
(1)JR東海道線「清須駅」より 徒歩10分
駐車場:無料駐車場あり


<織田信長公遺品「焼け兜」>
織田信長の次男・信雄(のぶかつ)が本能寺の変の直後、焼け跡を捜索させて探し当てた兜である。装飾品はすべて焼け落ちています。信雄はこれを信長公所用の兜と確証し手許に留めるも、清須城を追われる際に岐阜城主の織田秀信に贈ったといわれます。その後天明五年(1785)丹波国柏原城主、織田家の家老生駒主水方綱・津田内蔵助頼利、両名の署名押印のある由緒箱書きを添え、「信長公御召御甲」として菩提寺であるこの総見院に献納されたものになります。


<唐絹織紫衣>
元和四年(1618)山和尚が妙心寺住職に命ぜられ、その祝いとして亀姫(徳川家康長女)より黒漆葵紋金蒔絵衣桁と共に贈られたもの。当時の最高級の織物であったといわれる。


<織田信長の菩提寺>
遠景山總見寺(滋賀県) - 織田信長が建立した安土城下の寺。
景陽山總見寺(愛知県) - 清洲越により名古屋に移った元寺。
大徳寺總見院(京都府) - 豊臣秀吉が信長の法要を行った。
寺町阿弥陀寺(京都府) -


<清洲越しとは?>
アイコン写真は清須城から名古屋市内を見た遠景になります。
清洲越しは1612年(慶長17年)頃から1616年(元和2年)までのころに行われた、名古屋城の築城に伴う清洲から名古屋への都市の移転。地形上清洲の地が水害に弱いことや清洲城が天正地震で液状化したことから、徳川家康の命により1609年(慶長14年)に現在でいう熱田台地の上に新たに城(現・名古屋城)を築き新しい都市(名古屋市)を開発することとなった。


このお寺に2019/03/09に訪問しましたが、梅が見ごろでしたよ。

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